血液検査データの読み方

【肌荒れ改善のための血液検査データの読み方】タンパク質の消化吸収は大丈夫?

こんにちは。さおりです。

 

肌荒れで悩んでいる人のあるある。

 

”なんでしっかり栄養素を摂っているのに、
わたしのお肌は良くならないんだろう?”

 

”肌はタンパク質でできているのか。”

 


よしっ!
タンパク質の量を増やそう。

 

あるあるじゃないでしょうか\(^o^)/

 

”肌にはコラーゲンだ!
コラーゲンを摂ろう!”みたいな。

 

わたしがそうだったから/(^o^)\

 

この罠にはまってはいけません。

タンパク質をたくさん食べたからといって、
それが消化吸収できるかというのは
また別のはなし。

 

特に過剰なタンパク質は悪玉菌のエサになり、
腸内環境を乱します。

 

安易にタンパク質を増やすのではなく、
まずはあなたの体を整えていきましょう。

 

ということで、

今回は体を整えるための知識として、
お肌にとって大事な大事な、
タンパク質の消化力
に関連する
血液検査データの見方をシェア\(^o^)/

目次

タンパク質の消化吸収を見る項目

主に、下記がタンパク質の消化吸収状態を
確認できる項目です。

・PGⅠ、PGⅡ
・MCV
・尿素窒素

PGⅠ、PGⅡの比

・PGⅠとPGⅡの比が5以上
・5以下の場合は、胃炎やピロリ菌などによって
萎縮性胃炎となっている可能性。

胃酸の分泌が低下
→タンパク質の消化吸収の低下



PGというのは「ペプシノーゲン」のこと。


タンパク質はペプシンという酵素で分解されます。
そのペプシンの前駆体が「ペプシノーゲン」


胃に食物が入ると、
胃の粘膜から分泌されるたんぱく質です。


胃の中に分泌された後、
胃液中の塩酸によって「ペプシン」となり、
たんぱく質分解の酵素として働きます。


ペプシノーゲンの値には個人差があるので
まずは、PG1Ⅰ/PGⅡ比を見ます。



・PGⅠは胃の粘膜から分泌
・PGⅡは胃粘膜だけでなく十二指腸からも分泌


この二つの比を見ることで
胃粘膜の萎縮を確認できます。



胃が炎症を起こし、胃粘膜の萎縮があると、
PG1↓、相対的にPG2↑、
PG1/PG2比が低くなります。


5以下の場合は、
胃炎やピロリ菌などによって
萎縮性胃炎となっている可能性あり。

PGⅠ(ペプシノーゲンⅠ)

・PGⅠが60~70
(日本人は胃酸が少ないので大体50前後)

・40を切ると、胃酸分泌が弱い、
交感神経の過緊張など


・100を超える場合は胃酸過多(日本人は少ない)

MCV(赤血球の大きさ)

・MCVが90 前後

・低い場合 たんぱく質や鉄不足(赤血球は鉄とタンパク質構成)

・高値の場合はビタミンB12不足と葉酸不足


MCVとは、
Mean(平均) Corpuscular(血球) Volume(容積)
赤血球の大きさです。


赤血球は、たんぱく質と鉄でできています。


たんぱく質や鉄不足があると、
赤血球の容積が小さくなり、
MCVの値が低くなります。



赤血球の容量が小さいと
運べる酸素の量も少なくなるため、
貧血の恐れも出てきます。




このときのタンパク質不足が、
タンパク質の消化吸収と絡んでいることが多いです。



高値の場合も、
タンパク質消化吸収に絡んできます。


高値の場合は、
ビタミンB12不足と葉酸不足が疑われます。


ビタミンB12を吸収するためには、
胃酸の分泌が必要で、


胃酸が、
タンパク質からビタミンB12を
切り離してくれます。


しかし胃酸が不足すると、
ビタミンB12を切り離すことができず、
消化吸収ができません。



その結果、
DNAの合成が阻害され
未熟な赤血球(巨赤芽球)ができて、



細い毛細血管の中に入れず、
貧血や末端冷え性につながってきます。

尿素窒素

・尿素窒素が15~18(人によっては20前後)

・低い場合は、
たんぱく質の摂取が少ないか、
たんぱく質の消化吸収能力低下
(胃酸不足や腸内環境による影響大)の可能性が高い


・高い場合は、
たんぱく摂取過多や、
たんぱく質の異化が起こっている場合
(体たんぱくを壊してたんぱく質を得ている状態)、


運動によるたんぱく質の異化、

消化管出血、膀胱炎、甲状腺機能亢進、
悪性腫瘍、脱水、高熱、便秘、
貧血など様々な要因でも高値になる。


尿素窒素は、BUN
(B=blood血液 U=urea尿素 N=nitrogen窒素)
=「ビーユーエヌ」とも呼ばれ、

タンパク質を分解した残りカスです。

尿素窒素は、
腎臓のはたらきを確認できます。



タンパク質は、
分解されてアミノ酸となります。

アミノ酸の分解過程では、アンモニアが発生。
体内で生じたアンモニアは、
血液によって肝臓に運ばれ、
肝臓内で無害な尿素となります。

そして、腎臓まで運ばれ、
尿中へと排泄されます。

腎機能が悪くなると、
尿中へ尿素を排泄できなくなり、
値が高くなってきます。

まとめ

あなたの血液検査データはどうでしょうか。


数字で見ると
自分の体の状態がよくわかってきます。


もし今回の数字に異常値があれば、
食事の意識ももちろんですが、
消化力を上げるためのアプローチも必要。


そうすることではじめて、
栄養素が体や肌に効いてきます。




約5000年の歴史を持つアーユルヴェーダでも、
大事にしているのが「消化力」


もう、むかーしから人類の健康の
キーポイントだったんですね。


「消化力」!!


是非意識してみてください\(^o^)/